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大腸カメラ検査
大腸カメラ検査はなぜ必要?
大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)は、大腸がんの早期発見と治療、ポリープの検出と切除に極めて重要です。生活習慣の欧米化に伴い、大腸がんの発症率が高まっています。大腸がんの多くは、初めは良性のポリープとして現れ、徐々に大きくなり、がん化することが一般的です。内視鏡を用いたポリープの切除は、体への負担が少なく、大腸がんを効果的に予防する治療法として広く採用されています。大腸がんは初期段階で発見すれば治癒率が高く、ポリープの早期除去はがん化を防ぐ効果があります。また、慢性の消化器症状の原因究明や炎症性腸疾患の診断と管理にも広く採用されています。
当クリニックの内視鏡検査は患者様の安全と質の高い検査をご提供するために全て予約制です
大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)はどんな検査?
大腸内視鏡検査では、大腸(結腸と直腸)と小腸の一部を観察するために肛門から内視鏡を挿入し、これらの部位に発生したポリープや癌、炎症などを診断します。組織の一部をとって調べたり(生検)、病変を内視鏡的に切除(ポリペクトミーや内視鏡的粘膜切除術など)することもできます。
大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)の目的
大腸カメラ検査は、主に次の三つの理由で実施されます。
症状がある場合
腹痛、便秘・下痢、血便、貧血などの症状や便潜血検査の陽性反応がある場合、その原因を調べるために実施されます。
定期検査や健康診断
症状がない場合でも、大腸がんのリスクを低減するために定期的に行われることがあります。大腸がんは早期発見と治療で根治可能であり、大腸カメラ検査はその早期発見に重要な役割を果たします。
ポリープや大腸疾患の経過観察
すでにポリープや大腸疾患が指摘されている場合、その進行状況を観察するために定期的に実施されます。
大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)の流れと準備について
大腸カメラ検査は、「下部消化管内視鏡検査」とも呼ばれ、大腸と小腸の終末回腸までを観察することができます。検査では粘膜の色や凹凸を直接観察し、ポリープやがんの発見に有効です。生検やポリープの切除も可能です。
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事前準備
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検査当日
食事を控え、必要に応じて鎮痙薬や麻酔薬を投与されます。検査は、左側臥位で行われ、鎮痙薬や麻酔薬を使用する場合もあります。大腸はアコーディオンのようになっており腸を折りたたんで、痛みを最小限に抑えながら奥まで挿入し、帰路に粘膜を詳細に観察します。検査は大腸全体を観察し、必要に応じてポリープをその場で切除します。
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検査後
生検やポリープ切除が行われた場合には、食事制限や運動制限が必要な場合があります。また、麻酔薬を使用した場合はその日の運転などはお避けください。
大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)のリスクと副作用について
大腸カメラ検査は比較的安全な検査ですが、稀に出血や穿孔(腸に穴が開く)などのリスクがあります。また、麻酔薬による副作用やアレルギー反応の可能性もあります。しかし、これらのリスクは非常に低く、慎重な手技と適切な事前準備により最小限に抑えられます。
経験豊富な内視鏡専門医のもとで検査を受けることで、安全で、リスクも苦痛も最小限になります
検査後の不快感や軽い腹痛は一般的ですが、通常はすぐに解消されます。重大な症状が現れた場合は、迅速に当クリニックまでご連絡をお願いします。
大腸カメラ検査費用(健康保険3割負担の方)
※全て税込表示です
大腸内視鏡(検査のみ) | 約7,000円 |
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大腸内視鏡検査+生体検査 | 約10,000円 |
大腸ポリープ手術 | 約21,000円~27,000円 |
※詳しい費用につきましては、当院までお気軽にお問合せください。
※1割負担の方は上記の3分の1程度でお考えください。