院長紹介/ドクターズインタビュー

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ご挨拶

当クリニックは、「やさしい検査、わかりやすい説明、納得のいく医療」をモットーに、地域の皆様を始め内視鏡検査を必要とされている患者様一人ひとりに最適な医療をご提供しております。
内視鏡検査は、なかなか不安をお持ちの方も多くおられますが、患者様が経験される痛みや苦痛を最小限に抑えるためには、専門医の高度な技術が求められます。私の20年以上内視鏡検査をおこなってきた経験に加え、最先端の機器の選定に力を入れています。また、スタッフの教育にも注力し、検査センターの環境を整えることで、患者様一人ひとりに合わせた最適なケアを提供できるよう日々尽力しています。
特に、40歳を超えた方々には、一度は内視鏡検査を受けていただきたいと考えています。内視鏡検査は、早期発見、早期治療のために非常に重要です。当センターでは、患者様のお話を丁寧にお聞きし、一人ひとりのニーズに合った適切な検査と治療をおこなっております。がんなどの病気で悲しい思いをされる方を一人でも減らすことが、当クリニックの願いです。
ご不安や疑問をお持ちの方は、どんな小さなことでも構いません。どうぞお気軽にご相談ください。内視鏡技師の資格を持つ看護師をはじめとするスタッフ一同、皆様を全力でサポートいたします。

院長紹介

院長

森田 英次郎 EIJIRO MORITA

森田 英次郎Eijiro Morita

略歴

  • 1996年近畿大学医学部卒業
  • 1996年大阪医科大学附属病院第2内科(消化器・血液内科)にて臨床研修開始
  • 1998年生駒総合病院内科勤務
  • 1999年市立ひらかた病院内科勤務
  • 2002年社会保険中央総合病院内科(現:東京山手メディカルセンター)勤務
    副院長の炎症性腸疾患センター長の高添正和先生(2019年 定年退職)に師事する。
  • 2003年大阪医科大学大学院卒業(博士号の学位を取得)
  • 2004年大阪医科大学内視鏡センター助教(助手)
  • 2008年大阪医科大学第2内科助教(助手)
  • 2010年4月大阪医科大学第2内科講師
  • 2010年12月森田内科・胃腸内科院長
  • 2013年4月高槻市医師会看護専門学校看護学科・消化器科講師兼任

所属学会等

日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本消化管学会
American Society for Gastrointestinal Endoscopy(ASGE:アメリカ消化器内視鏡学会)
高槻市医師会

受賞歴

  • 2007年日本消化器内視鏡学会賞受賞
  • 2008年大阪医科大学附属病院診療等等功績顕彰受賞
  • 2008年消化器病フォーラム優秀演題賞受賞
  • 2009年Marquis Who’s Who in the world®収載Marquis Who’s Whoとは?
  • 2010年Marquis Who’s Who in Science and Engineering®収載

ドクターズインタビュー

高槻市にある森田内科・胃腸内科は、10年以上にわたり地域医療に貢献してきたクリニックです。消化器内科の指導医・専門医をもつ院長が豊富な臨床経験に基づいた質の高い内視鏡検査をはじめ、大学病院が主に扱うクローン病の治療も積極的におこなっています。今回は、院長の森田英次郎先生に、これまでのご経験や内視鏡検査、患者様への思いについてお話を伺いました。

医師を目指したきっかけと消化器内科を選んだ理由

なぜ医師になろうと思ったのですか?

なぜ医師になろうと思ったのですか?

父が歯科医であったことが影響しています。最初は歯科医になることを考えましたが、細かな歯科治療は向いていないと感じたことと、小さい頃から町のお医者さんになりたいという思いがありましたので全身を診ることができる内科医への興味から、内科医を目指すことにしました。

内科医のなかでも消化器内科を選んだのはなぜですか?

内科医のなかでも消化器内科を選んだのはなぜですか?

今の医療は各臓器の専門性が高くなっています。特に腹部は、肝臓・胆嚢・腎臓・膵臓・脾臓・小腸・大腸・女性は子宮・卵巣があり、これらを専門にすることで、町のお医者さんとして幅広く活動できると考えました。また、血液内科を経験することにより感染症を初めとする様々な疾患に対応できると考え、大阪医科薬科大学の血液内科・消化器内科に入局しました。

今までの臨床経験と専門について

消化器内科の中でもご専門についてお話をお聞かせください

消化器内科の中でもご専門についてお話をお聞かせください

大学病院時代は、潰瘍性大腸炎とクローン病の研究に携わってきました。これらの炎症性腸疾患は、診断が難しく、特に専門的な治療を要する病気です。大腸カメラを用いた検査は、がんと炎症性腸疾患の両方を扱いますが、特に炎症性腸疾患の高度な診断・治療は私の専門分野の一つであり、自信を持っています。
がんの診断はがんの有無で判断できるのですが、炎症性腸疾患の診断は非常に難しく、専門的な知識が必要になります。最先端の大学病院で20年以上、潰瘍性大腸炎とクローン病などの炎症性腸疾患を専門にしてきた経験をもとに日々診療に尽力しています。

たくさん論文を出し受賞歴もお持ちですがその研究について教えてください

たくさん論文を出し受賞歴もお持ちですがその研究について教えてください

大学病院で15年間勤務し、その中で臨床研究をおこなってきました。私の研究は、フラスコを振るだけの研究ではなく、実際の患者様とかかわり、それを患者様に還元できる臨床研究です。例えば、クローン病の患者様300例を集め、異なる治療法ABを比較するなど、常に患者様に直結した研究をおこなってきました。また、カプセル内視鏡の開発研究にも当初からかかわらせていただいていました。

今も臨床研究はされているのですか?

今も臨床研究はされているのですか?

現在はひたすら内視鏡検査と患者様の診療に専念しています。また、非常勤講師として大学で学生に教えています。大学での講師は、大学病院で最新の医療にふれ自身の知識を見直す機会にもなっています。

先生は専門医だけでなく指導医もお持ちなのですね?

先生は専門医だけでなく指導医もお持ちなのですね?

はい持っています。専門医の資格をお持ちの先生は多いのですが、指導医は資格の取得条件が難しくクリニックの医師で持っているのは珍しいと思います。その指導医の資格があるおかげで、より質の高いスタッフ教育がおこなえ、それは患者様に還元できていると感じています。

患者様への思い

この地に開業してから今まで、内視鏡検査を通してたくさんの患者様の命を救えたことには誇りを持っています

先生の診療への思いをお聞かせください

先生の診療への思いをお聞かせください

特に私の場合は食道がん、胃がん、大腸がんを丁寧で質の高い内視鏡検査によって見つけて、可能な範囲内で見つけたものは全部適切に切除し、たくさんの命を助けることができたというのが、一番の思いです。そこには、患者様の痛みや苦痛の少ない検査をご提供することは大前提にあり、技術だけでなく機器の選定、スタッフ教育や検査センター内の環境すべてにおいて妥協をすることなく尽力しています。

患者さんはどのような理由で来院されることが多いですか?

患者さんはどのような理由で来院されることが多いですか?

がん検査や内視鏡検査を希望する患者様も多くおられますが、地域のかかりつけ医として、一般内科で高齢の患者様も多くお越しになります。患者様の層としては、がん検査を目的とする方と、一般の診療を求める方の二極化が見られます。遠方からも質の高い内視鏡検査を求めてたくさんの患者様におこしいただいており、現在の検査の待ちは約1ヶ月となっております。

患者様へのメッセージ

食道がん、胃がん、大腸がんは、早期に発見すれば助かる可能性が高い病気です。しかし、たくさんの方が必要な検査を受けずに命を落としている現実があります。女性の死亡率も大腸がんが1位です。欧米では高額な検査費用も日本では比較的安く受けることができるのに、まだまだ検査に二の足を踏んでいる方が多いのをなんとかしたいという思いでいます。
今の内視鏡検査は昔とは異なり、苦痛が少なく、より快適に受けられるようになっています。胃カメラや大腸カメラが痛いと思っている方も多いですが、専門医の手による検査では痛みはほとんどありません。昔の検査と比べると、現在の検査方法は非常に進歩しています。検査によって小さながんを見つけ、早期に治療することができれば、命を救うことにつながります。40歳までに一度は専門医のもとで内視鏡検査を受けてください。その後は、専門医がお伝えするタイミングで検査を受けていただくことで、食道がんや胃がん、大腸がんに苦しむリスクを大幅に減らすことができます。

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