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炎症性腸疾患(IBD)
炎症性腸疾患(IBD)とは?
大腸及び小腸の粘膜に慢性の炎症 または潰瘍をひきおこす原因不明の疾患の総称を炎症性 腸疾患(Inflammatory Bowel Disease:IBD)といい、狭義にはクローン病と潰瘍性大腸炎に分類されます。
引用:難病情報センター https://www.nanbyou.or.jp/entry/62
潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができる大腸の 炎症性疾患 です。特徴的な症状としては、血便を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛です。病変は直腸から連続的に、そして上行性(口側)に広がる性質があり、最大で直腸から結腸全体に拡がります。この病気は病変の拡がりや経過などにより下記のように分類されます。
1)病変の拡がりによる分類:全大腸炎型、左側大腸炎型、直腸炎型
2)病期の分類:活動期、 寛解 期
3)重症度による分類:軽症、中等症、重症、激症
4)臨床経過による分類: 再燃 寛解 型、慢性持続型、急性激症型、初回発作型
引用:難病情報センター https://www.nanbyou.or.jp/entry/62
クローン病
クローン病は、1932年にニューヨークのマウントサイナイ病院の内科医クローン先生らによって限局性回腸炎としてはじめて報告されました。
クローン病は主として若年者にみられ、口腔にはじまり肛門にいたるまでの消化管のどの部位にも炎症や潰瘍(粘膜が欠損すること)が起こりえますが、小腸と大腸を中心として特に小腸末端部が好発部位です。非連続性の病変(病変と病変の間に正常部分が存在すること)を特徴とします。それらの病変により腹痛や下痢、血便、体重減少などが生じます。クローン病の原因として、遺伝的な要因が関与するという説、結核菌類似の細菌や麻疹ウイルスによる感染症説、食事の中の何らかの成分が腸管粘膜に異常な反応をひきおこしているという説、腸管の微小な血管の血流障害説などが報告されてきましたが、いずれもはっきりと証明されたものはありません。最近の研究では、なんらかの遺伝的な素因を背景として、食事や腸内細菌に対して腸に潜んでいるリンパ球などの免疫を担当する細胞が過剰に反応して病気の発症、増悪にいたると考えられています。
引用:難病情報センター https://www.nanbyou.or.jp/entry/81
森田内科・胃腸内科での炎症性腸疾患(IBD)診療
大学病院における診療の現状
炎症性腸疾患の専門医は主に大学病院に集中しており、患者様は予約していても、2~3時間の待ち時間が発生します。診察後に点滴の順番を待っていただき、インフリキシマブ(レミケード®)の投与は約2時間かかるため、病院の滞在時間が長くなることも珍しくありません。
患者様のニーズに合わせた森田内科・胃腸内科での炎症性腸疾患(IBD)診療
当クリニックでは、国内屈指の炎症疾患診療施設である、社会保険中央総合病院炎症性腸疾患センター(現:東京山手メディカルセンター)の高添正和先生に師事し、大阪医科大学付属病院で実際に炎症性腸疾患の診療に従事していた日本消化器病学会専門医が、お待たせすることなく質の高い医療をご提供いたします。実際の治療の一例をご紹介します。仕事を休むことなく質の高い治療を受けていただけます。
レミケード®投与(要予約)
所要時間 | 約2時間30分 |
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流れ | 予約日に来院 → 採血 → 5分で血液検査結果が出る → 診察 → レミケード®投与(2時間) → 次回の予約(2ヶ月後)→ 処方箋発行後帰宅 |
特別対応 | 夜診(4時30分投与開始)、土曜日午後(1時30分投与開始)も対応可能(要予約) |
※8週間ごとの投与が基本ですが、6週以内の場合はヒュミラ®の投与をおすすめします。
イムラン®またはヒュミラ®の処方
所要時間 | 約30分 |
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流れ | 来院後採血 → 5分で血液検査結果が出る → イムラン®、ヒュミラ®の処方箋発行(1~2ヶ月分)→ 帰宅 |
※レミケード®、ヒュミラ®は事前準備が必要です。来院前にご連絡をお願いします。